VXガスの症状や特徴!金正男氏の死因となった猛毒を顔に塗った方法とは?


2017年2月13日に北朝鮮出身の金正男(キム・ジョンナム)氏が毒殺された事件に関して、マレーシア警察は24日、金正男氏の遺体から猛毒の神経剤「VXガス」が検出されたことを発表しました。今回はそんな金正男氏の死因と特定された「VXガス」に関して症状特徴、また金正男氏の顔にどのようにして塗られたのかについても調べてみましたので早速見ていきましょう。

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金正男氏の暫定分析結果発表!死因は猛毒VXガスと特定か!!

2017年2月13日に北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄にあたる金正男(キムジョンナム)氏の命が奪われた事件で、マレーシア警察は24日に金正男氏の死因に関する暫定分析結果を発表しました。

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↑金正男(キムジョンナム)氏の画像

その内容は、

「金正男氏の遺体から猛毒の神経剤VXが検出された。」

というもの。

金正男氏の顔や目から採取したサンプルを調べた結果、明らかになったそうです、

警察はこれ以上の詳細を公表していないとのことですが、

これは事実上、金正男氏の死因は猛毒の神経剤「VXガス」を体内に摂取させられたことによるものだと特定されたことになります。

また化学兵器である「VXガス」が使用されたということで、今回の件に化学兵器を製造・保有している北朝鮮が関与していたことは確実であるという見方が強まりました。

今後の捜査により北朝鮮から誰がどのようにして、猛毒「VXガス」をマレーシアに持ち込んだのか明らかになることを願いたいですね。

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VXガスの症状や特徴は?どのようにして金正男氏の顔に塗られたの?

さて今回、金正男氏の死因であると判明した「VXガス」。

ここからは病院に搬送されるまでのわずかな時間で金正男氏の命を奪った恐ろしい猛毒「VXガス」の症状や特徴などについて見ていきましょう。

「VXガス」は科学名「O-エチル-S-(2-ジイソプロピルアミノエチル)メチルホスホノチオラート」というもので、

「人類が作り出した化学兵器のなかで最も最強の毒性をもつ」

と称される猛毒の神経ガスです。

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↑VXガスの化学式の画像

特徴としては、

  • 揮発性が低く常温では粘性のある琥珀色の無味無臭の液体。
  • 蒸気は空気より重く、また水に溶けにくい。
  • 皮膚の付着、および呼吸によって人間の体内に入ると数分で体内に広がる。
  • 同じ神経系の猛毒として知られる「サリン」の100倍の致死性を誇る。

というようなものが挙げられます。

つまり「VXガス」などとよく報じられますが、基本的には気体ではなく液体だということですね。

症状としては、体内に入ると数分後に痙攣嘔吐意識障害呼吸困難心肺停止などの中毒症状が現れ、摂取した量が多いとそのまま死に至ります。

大体体重1kgあたり0.02mgという少量で半分以上の人が死に至る恐ろしい猛毒で、もともとは1950年代に軍事利用のためイギリスで発明されました。

現在では化学兵器禁止条約により使用はもちろん製造・保存・研究なども禁止されているはずですが、やはり北朝鮮は自国で研究し製造していたということでしょう。

それをマレーシアに持ち出し、実行犯であるインドネシア人のシティ・アイシャ容疑者(25)とベトナム人のドアン・ティ・フォン容疑者(28)の女性二人に預け、

13日にクアラルンプール国際航空からマカオに向かおうとしていた金正男氏の顔に女性二人が前と後ろから塗って逃走したと見られています。

事正男氏はその場で空港のカウンターに体調不良を訴えて、空港から病院に搬送される途中に亡くなりました。

一部ではこの実行犯の女性二人が素手で金正男氏の顔にVXガスを塗ったという噂がありますが、専門家などによるとその可能性は低いのではと考えられています。

というのもVXガスは皮膚に付着するとそこから体内に入るため、素手で触れば実行犯の二人も中毒症状を起こし亡くなってしまいます。

つまり金正男氏の顔にVXガスが塗られた方法としては、おそらく何かの容器などに入れていたVXガスの液体を金正男氏の前と後ろからかけたというのが大方の見方です。

あるいは本当に素手で塗られたとするならば、その後解毒剤などにより症状を抑えたということも考えられなくはありません。

しかし自分がいきなり見知らぬ人から顔に毒物をかけられるなんて想像しただけでも恐ろしい…

金正男氏もきっと顔に液体をかけられてから亡くなる前のわずかな時間はただならぬ恐怖感にさいなまれていたことでしょう。

金正男氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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