和歌山御坊市で集団食中毒!原因となった御坊市給食センターとは?


2017年1月27日午前、和歌山県御坊市(ごぼうし)の公立の幼稚園4園と小中学校11校で児童や生徒、教員らの計719人が下痢や嘔吐、発熱の症状を訴え、全てが臨時休園・休校するという集団食中毒がありました。今回はそんな御坊市の大規模集団食中毒原因となった御坊市立給食センターについても調べてみましたので早速見ていきましょう。

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和歌山県御坊市で計719人の集団食中毒!

2017年1月27日午前、和歌山県御坊市内に存在する公立の幼稚園4園と小・中学校11計校(うち1中学校は組合立の日高川町組合立大成中学校)で、

児童・生徒、教員ら合わせて計719人下痢嘔吐発熱などの症状を訴え、

これらすべての幼稚園、小中学校で臨時休園・休校するという事態が発生しました。

御坊市教育委員会は、これらの症状が大規模な集団食中毒の可能性が高いとみて原因を調べているということです。

御坊市教育委員会の教育総務課によると、27日午前7時過ぎから、

「子どもらが食中毒のような症状を訴えている」

との連絡が次々と学校などに寄せられたということですので、

前日26日の給食になんらかの細菌やウイルスが混入していたと考えられています。

今回、臨時休園や臨時休校となった計15幼稚園と小・中学校には教職員も含め計2267人が在籍しているということで、そのうちの約三分の1に当たる719人以上が症状を訴えたというかなりの規模の集団食中毒。

いまのところ死者などは報告されていないということなので、今後もこの御坊市の集団食中毒により幼い命が失われることがないよう願いたいですね。

<追記>

2017年1月28日、和歌山県はこの食中毒がノロウイルスによるものだと発表しました。

症状を訴えた児童ら15人の検便を行ったところ、全員の便からノロウイルスが検出されたというのです。

またノロウイルスが含まれていたのは25日に幼稚園や小中学校で提供された給食のメニュー「塩ちゃんこ」「磯あえ」であることも分かっていて、

同じ物を食べた給食センターの職員が食中毒症状を訴えていたことからも給食に含まれていたノロウイルスが食中毒の原因であることが断定されました。

食中毒の症状は26日午後1時ごろから確認され始めたそうで、幸い入院するなどの重症者はいませんでした。 

給食からノロウイルスが出るなんて恐ろしい…

保護者の皆さんも安心して子供に給食を食べさせられなくなってしまいますよね。

ちなみにノロウイルスの集団感染は世界各国の学校などでも確認されています。

ノロウイルスは85度以上で1分以上加熱すると感染力を失うとされていますので、ぜひご自宅などでの調理の際にも気を付けてくださいね。

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集団食中毒の原因と見られる御坊市立給食センターとは?

今回の集団食中毒により臨時休園や臨時休校することになった4つの幼稚園と11校の小中学校の給食は市内の給食センターで一括して調理されていました。

つまり、26日までにこの給食センターから提供された食事が今回の集団食中毒の可能性だと見て間違いないでしょう。

その御坊市内の幼稚園や小中学校の給食を調理し、提供していた給食センターというのが、こちらの御坊市立給食センター

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↑御坊市立給食センターの画像

この御坊市立給食センターは、

国連の食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され、各国にその採用を推奨している「HACCP(ハサップ)」いう衛生管理の手法にも対応しており、

衛星管理が十分に行われている施設のはずです。

ちなみに「HACCP(ハサップ)」というのは…

食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染等の危害をあらかじめ分析( Hazard Analysis ) し、

その結果に基づいて製造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという重要管理点( Critical Control Point ) を定め、

これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生管理の手法です。

また調理場の床を乾燥した状態で使うというドライシステムや、

あえて山間部に立地し田畑の作物に日陰の影響の無い配置計画を採用し、

さらにはオ-ル電化システムによるクリ-ンで管理のしやすい設備計画だそうです。

これほどまでに衛星管理を徹底し、自然のことまで配慮した立派な給食センターでも、

今回のような集団食中毒の原因となる菌が発生してしまったというから驚きですよね。

テレビ局の取材に対し、御坊市立給食センターの森田誠センター長は、

「食中毒にならんようにということでやってたんですが…結果的に食中毒が出てしまったことは申し訳ない。」

と話しています。

QMemo+_2017-01-27-16-22-38

↑森田センター長の画像

今後の調査により徹底的に原因を究明し、さらなる管理体制の見直しを図っていただきたい。

<追記>

調査により御坊市立給食センターが学校側に提供した給食に含まれていたノロウイルスが食中毒の原因だとわかったことで、

御坊市立給食センターは28日から14日間の営業停止処分となりました。

一度失った信用を取り戻すのは大変ですが、営業再開後にまた安全な給食を提供してくれることを期待しましょう。

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「和歌山御坊市で集団食中毒!原因となった御坊市給食センターとは?」への1件のフィードバック

  1. いくらHACCPでも、職員がノロウイルスに感染してたら、もしくは子供など感染者と生活を共にしていたら働いてはいけない。センターも必ず休ませる、自分もちゃんと申告して休む事が必要なのに守られていない。子どもたちは日本の働き方の雰囲気の犠牲者。

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