久留米大病院が一部閉鎖!原因となったカルバペネラ耐性菌(CRE)とは?

2016年11月22日、福岡県久留米市にある久留米大学病院は入院患者4人が「カルバぺネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)」に感染し1人が死亡したことを受けて、院内での感染を防ぐために一部閉鎖していたことを記者会見で発表しました。今回はそんな久留米大病院の一部閉鎖の原因となったカルバペネム耐性菌とはいったいどんなものなのかも含め調べてみましたので早速見ていきましょう。

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久留米大病院が一部閉鎖!

11月22日、福岡県久留米市の久留米大学病院が記者会見を開き、

10月から11月にかけて入院してきた患者4人が抗菌薬の切り札的存在であるカルバペネム系の抗生物質が効かない「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)」に感染しており、

元々重症患者だった1人が死亡していたことを発表しました。

「久留米大学病院」の画像検索結果

↑久留米大病院の画像

これを受けて久留米大病院は院内でのさらなる感染を防ぐためにセンターの一部を閉鎖し、残りの3人の患者を隔離していました。

3人はのうち1人はすでに回復して転院しており、残りの2人も回復に向かっているということです。

記者会見を開いた志波直人(しばなおと)病院長は、

「死亡された方のご冥福をお祈りし、関係者におわびしたい」

と陳謝しました。

亡くなられた方の家族は辛いでしょうが、病院側の迅速な対応で感染者の拡大を防げたことは評価すべきです。

残りの三人も回復に向かっているということでなによりですね。

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カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)とは?

さて今回、久留米大学病院の一部閉鎖の原因となり、1人の患者の命を奪ったカルベぺネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)とはいったいどんな細菌なのでしょうか?

「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(cre)」の画像検索結果

↑カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)の画像

気持ち悪いですよね(笑)

このCREは「Carbapenem-Resistant Enterobacteriaceae」の略で、大腸菌などの腸内細菌科に属する細菌です。

最近急速に感染が拡大している細菌で、アメリカでは年間170万人が感染して10万人近くが亡くなっているという情報や、

日本でも大阪市中央区の国立病院機構大阪医療センターで114人が感染し、2人以上が死亡したという事例も報告されています。

このCRE感染してしまい、菌が膀胱や血液に達すると感染症を引き起こす可能性があります。

通常、この感染症を治そうと思って抗生物質などを投与しますが、この菌にはほとんどの抗生物質が効きません。

それにより敗血症などを引き起こしてしまい死に至る可能性があるのです。

このCREの血流感染が起きると最大で患者の50%が命を落とすというデータもあることから、「悪夢の細菌」と呼ばれています。

要するにこのCREは、感染してしまうと薬で治せない可能性があるので絶対に感染しないことが重要なのです。

感染対策としては、感染している人に接触しないこと。

つまり今回の病院側の患者を隔離するという手段は適切だったということですね。

今後さらに感染が拡大する恐れもありますので皆さんもぜひ注意してください。

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